COMPANY 会社案内

社長メッセージ

創造のために、解体、再生する。
「持続型資源循環社会」実現に向け、邁進してまいります

株式会社フロンティア・スピリットは、解体現場で出る産業廃棄物のリサイクル業務を通じて、環境問題に取り組んでおります。目まぐるしく変化を続ける社会情勢にありながらも、今日まで順調に企業活動を続けられましたのも、地域社会の皆様および取引先各位のご支援によるものと、深く感謝を申し上げます。

弊社の事業は、「フロンティア・スピリットE・P・S」をはじめとするグループ会社と連携し、建築物の解体から、産業廃棄物の収集・運搬、中間処理、リサイクル再資源化、土地の整地に至るまで、循環型で一貫して行っていることに特徴がございます。環境分野の測定分析、廃棄物の運搬・処分・再生、住環境の創造と、グループ各社の特色を有効活用し、中間処理のみだけではなく、排出された廃棄物をいかに再生利用するか、循環型社会形成・環境負荷低減を考えた「総合リサイクル事業」をめざし、グループ一丸となって日々研讚を重ねています。
おかげさまで、長野県内のリサイクル企業としてはトップシェアを維持。各企業様の信頼を得て、地元の商業施設や地域のランドマーク的な建物の現場をはじめ、現在は新幹線やリニアモーターカーなど、インフラ整備の場にも携わらせていただいております。
不要なものを捨てるのではなく資源として再活用できるようにする、循環型の社会を構築していくことが私たちの使命です。廃棄物を無害化して再製品化する事業も幅広く展開しており、廃プラスチックや木くずと紙くずを圧縮成型した「RPF」はボイラー燃料に、アスファルトを破砕した「再生砕石(RC40-0)」は公共工事に、建設廃材・解体発生木材は「木質燃料チップ」としてバイオマス発電の熱原料に、無機汚泥を乾燥・破砕処理させた「改良土」は土材に、と数々の廃棄物を再資源化し、資源循環社会に幅広く貢献しています。
資源小国である日本にとって、埋蔵量に限りのある資源を積極的に回収・再活用することは社会的にも意義のあることと考え、今後もサーマルリサイクルやマテリアルリサイクルに力を入れ、なお一層の資源化や廃棄物処理の適正化を実現する技術開発、用途開発を進めてまいります。

弊社の事業は、地域社会の皆さまの深いご理解と温かいご支援がなければ成り立ちません。
そのため、弊社では環境レポートをはじめ、インターネット上の「産廃情報ネット」など、各種環境調査の情報を積極的に公開し、地域の皆様との信頼関係のさらなる構築に努めています。現在、稼働中の焼却炉を新たな焼却施設へバトンタッチする計画を進めておりますが、新施設では焼却後の排気ガスのこれまで以上にクリーンな排出が期待でき、これにより環境負荷低減はもちろんのこと、排出先のお客様ならびに周辺住民の皆様方の安心安全に寄与するものと考えております。また焼却で得た熱エネルギーは新しい地産地消型エネルギーとして、温水施設やハウス農業など地域へ還元ができるよう、地元住民の皆様のご意見も頂戴しながら、早期実現に取り組んでいきたいと思います。
1995年に創業したフロンティア・スピリットですが、来たるべき創業30周年、40周年に向けては、次世代育成にも注力してまいります。働き方改革ならぬ、「働く人たちのための改革」に取り組み、産業廃棄物処理業が持つ、かつての3Kのイメージから払拭する働く環境づくりに力をいれていきます。
リサイクルに対する社会の意識は近年とみに高まり、私たちの業種に寄せられる期待も高まっています。しかしながら、この業界はまだまだ改善しなくてはならない課題をたくさん抱えています。そんな状況のなか、地域トップ企業としての誇りを自負しながら、業界のイメージをもっとクリーンに、昔ながらの悪しきイメージから脱却し、次世代がチャレンジできる環境を整備することが、今の時代を生きる私たちの役目。そうしてやる気のある若手社員を資源リサイクルのスペシャリストとして育成することで、地域からいっそう信頼され、頼りにされる会社へと進んで参りたいと考えております。
これからも地域の発展のため、静脈産業としての立ち位置から、社員一丸となってお支えできるよう精進して参りますので、何卒、御指導と御鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

㈱フロンティア・スピリット 代表取締役
㈱フロンティア・スピリットE・P・S 代表取締役
横沢英樹

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